4人の容疑者〜湯けむりに消えた謎
タイトル:4人の容疑者
デザイナー:Kristian Amundsen Ostby
アートワーク:ママダ・ユースケ
メーカー:テンデイズゲームズ
発売年:2016
プレイ人数:2人〜5人
プレイ時間:30分〜45分
対象年齢:10歳〜
新進気鋭デザイナー、クリスチャン・A・オストビーによる日本オリジナルタイトルです。
プレイヤーは、滞在していた温泉旅館で起こった殺人事件を解き明かすため、4人の容疑者のアリバイの中で、「裏付けの取れないアリバイ」を特定することを目指します。
アリバイは、人物、時間、場所の要素が描かれたカードによって表されます。
このアリバイカードは、ゲーム開始前に1枚を除き、プレイヤーに手札として配られることになります。
この、除かれた1枚が「裏付けの取れないアリバイ」となるのです。
その「裏付けの取れないアリバイ」を特定するために、プレイヤーは、ほかのプレイヤーに対し、手札の内容に関する質問を行っていきます。
質問は、それぞれの要素が持つ「特徴」の枚数を尋ねる形で行われ、その回答から、それぞれのプレイヤーの手札状況を推測し、誰よりも早く、裏付けの取れないアリバイを特定させましょう。
推測に基づき、的確な質問を行うことも重要ですが、より早く特定させ、ゲームに勝利するためには、従業員や長期滞在客の力を借りることも重要です。
彼らは、特殊な能力を持ち、その能力を適切なタイミングで使うことで、より多くの手札に関する情報を集めたり、また、ほかのプレイヤーに情報を与えないこともできるのです。
こうして得た情報を、うまくメモしていくこもまた重要です。
自分ならではの方法を生み出し、情報を整理しましょう。
「クルー」に代表される、推測と論理パズルをもとにしたゲームですが、これまでのものより締まった展開になるようになっており、また、特殊能力はゲームとしての駆け引きをもたらしてくれ、非常に完成度の高い一作になっています。
ママダ・ユースケさんによる各種アートワークも独特な雰囲気をゲームに与えてくれています。
※プレイするためには、人数分のペン、鉛筆などが必要です。
4人の容疑者〜湯けむりに消えた謎
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