ツカナ諸島の小径 拡張フェリー同梱版 日本語版
タイトル:Trails of Tucana
デザイナー:Kristian Amundsen Østby, Eilif Svensson
メーカー:テンデイズゲームズ
発売年:2024年(オリジナルは2019年)
プレイ人数:1人〜8人
プレイ時間:15分
対象年齢:8歳〜
ルール難易度:★☆☆☆☆(基本は。2枚のカードに示された地形を結ぶように線を描き込むだけというシンプルさ)
いいポイント
・フリップ&ライトの手軽さでルート構築の面白さを味わえる
・カードめくりのランダム性が高く、何度遊んでも選択の面白さが味わえる
イマイチなポイント
・フリップ&ライト全般に言えることだが、見た目の華やかさは少し寂しい
風変わりな動物と古代文明の痕跡が溢れた島「ツカナ諸島」を舞台に、プレイイヤーは、人々が往来し、名所を回れるような小道を作ることを目指します。
ゲームはいわゆる「フリップ&ライト」の形式で進んでいきます。
引かれた二枚のカードに描かれた地形を結ぶように、各プレイヤーは、それぞれ、自分のシートに小道を描き入れます。
オベリスクやオオハシなど、島を彩る名所と村を結ぶことができたら、ラウンド終了時に得点を獲得することができます。また、名所は二箇所あり、二箇所とも村と結ぶことが出来たなら、追加で小道を引くこともできます。
また、同じアルファベットが書かれた村同士を結ぶことでも得点に繋がります。また、いち早く特定の村を結ぶことができればボーナスとして、さらなる得点にも繋がるのです。
ごくごくシンプルなゲームではありますが、早い段階で結ぶと価値が二倍となる村と名所の接続や、早取りボーナスが肝心な村と村の接続など、「なるほど」と唸らされるルールが利いており、遊んで納得の面白さを持っています。
また、二枚のカードの組み合わせで引くことが出来る小道は、選択の幅も広く、パズル的な側面よりもネットワーク構築の楽しさの側面が際立っており、自由度が高い中で選択を積み重ねていく面白さを手軽に楽しむことができるようになっています。
日本語版は、海外では別売りだった「拡張:フェリー」も同梱された、まさに「完全版」と言えるお得な内容になっています。
ツカナ諸島の小径 拡張フェリー同梱版 日本語版
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