だるまあつめ
タイトル:だるまあつめ
デザイナー:Reiner Knizia
メーカー:テンデイズゲームズ
発売年:2022
プレイ人数:2人〜6人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳〜
ルール難易度:★★☆☆☆(子どもから大人まで気軽に楽しめる難易度)
いいポイント
・めくるかめくらないかのジレンマが誰でもわかりやすく悩ましい
・カードを取ったり取られたりのスリルに盛り上がる
イマイチなポイント
・全員が無理をするような展開だとあまり得点化が進まないことがある
ライナー・クニツィアによる手軽に盛り上がるバーストゲームです。
自分の運と選択を信じて、だるまをたくさん集めましょう。
プレイヤーは、手番が来たら、山札からカードを引いて、「だるま」を集めていきます。
一枚引くたびに、さらに引くか、手番を終えるかを選択することになります。
カードごとに描かれた数字がそのまま得点となるため、大きな数字を引いてくることも大事ですが、枚数が多ければそれだけ得点は増えることになるため、一枚でも多く引きたいところでしょう。
ただし、気をつけなければなりません。
その手番中にすでに引いていた数字と同じ数字のカードを引いてしまうと、引いたカードを捨てた上で、手番が終了となってしまうのです。
自分の運を信じてさらにカードを引くのか、手番を終えるのか―とても悩ましい選択となるでしょう。
堅実に手番を終えたとしても、安心することはできません。
というのも、その手番で引いたカードは、ただちに得点となるわけではなく、「予約カード」として一時的に確保するのみなのです。
そして、次の手番のはじめになってやっと得点となるからです。
さらに、この予約カードに描かれた数字と同じ数字のカードが、他のプレイヤーの手番中に引かれたら、そのプレイヤーに横取りされてしまうことになるのです。
自分の手番が来るまで、ずっとドキドキしっぱなしとなるはずです。
しかし、これは一方で、自分の手番の時に、他のプレイヤーの予約カードと同じ数字のカードを引くことが出来たなら、大きな得点チャンスとなることを意味します。
この取ったり取られたりの一喜一憂には大いに盛り上がるはずです。
引くか引かないか?果たしてどんなカードを引けるのか?
運の要素が大きなゲームではありますが、その時の場の状況を踏まえての選択は非常に悩ましく、自分の手番でなくとも味わえるスリルもあり、楽しさの詰まったゲームになっています。
子どもから大人まですぐに盛り上がることのできる、大推薦の一作です。
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